

Indeedでは、求職者の応募時に「通常の応募」と「簡単応募」の2パターンの応募方法が用意されています。掲載企業はどちらの応募方法も、自社求人に適用可能。「この仕事は通常の応募限定にしたい」「この求人は簡単応募でもOK」などと使い分けることができます。
今回は「簡単応募の使い方」や、簡単応募を用いても求職者が集まらない場合の対処法などを解説します。
Indeedには大きく分けて2通りの応募方法があります。
通常応募 | Indeed応募(Indeedに登録した履歴書で応募)と、企業の採用ページに遷移してから応募する2パターンがある |
簡単応募 | 名前やメールアドレスなど少ない項目で応募受付可能なもの。求人応募受付方法は「指定場所への直接訪問を希望」「メールで受信」の2通り、メール受信での受付にするケースが大半 |
簡単応募で、応募フォームの項目に設定できるものは以下の通り。
・氏名、ふりがな
・生年月日
・性別
また「職務経験」「学歴」「勤務地」「資格、免許」「言語」も、応募資格として設定できます。必要な項目だけフォームに設定すると良いでしょう。
簡単応募は「未経験者歓迎」の求人や、アルバイトスタッフの募集に適しています。面接前の一次選考にそれほど時間をかけず「実際の面接で判断したい」あるいは「大量に採用したい」用途に最適。
一方で、正社員採用など「面接までに書類選考を入念に行いたい」場合には簡単応募はあまり向きません。
Indeedの「簡単応募」を使う場合の選考方法は、基本的には面接がメインです。ただし応募方法が簡単であるということは、履歴書の準備など「応募までの工数を要する」場合と比較し、応募者の意欲が十分でない可能性も。内定後の辞退率が高いリスクがあります。
よって応募者に対して、まずは「電話をする」ことをおすすめします。電話の応対である程度人となりを見極めたうえで、電話応対に問題がない応募者に面談日程を案内。電話での態度に不安要素がある人は、別途履歴書の提出を要求したり、採用自体を見送ることも検討しても良いでしょう。
Indeedの簡単応募を用いても、応募者が集まらない場合の対処法を「自社求人への応募」「人材紹介紹介会社の求職者集客」の2通りに分けて解説します。
自社求人への募集が「簡単応募」でも集まらない場合、自社求人の「閲覧数」が十分ではない可能性があります。
原因の1つとして考えられるのは「キーワード選定」。求職者がよく検索するキーワードが求人に含まれておらず、求職者に自社求人が「見られていない」可能性があります。
求人募集の際の「キーワード」の重要性は、以下の記事で解説しています。
人材紹介の求職者集客に「Indeed」を活用している場合、もっともおすすめなのが「Indeed広告」の活用です。「簡単応募」で質が低い可能性がある求職者を集めるよりも、予算をかけて高品質人材を獲得する方が紹介事業を運営するうえではおすすめ。
人材紹介のメリットは「収益性」。年収300万円の人材のマッチングに成功すれば、90万円~100万円程度の見込み収益となります。仮に応募単価1万円~1万5000円で、Indeed広告で一定の品質の人材を集めることができれば、数十名に1名程度マッチングが成立すれば「広告に対するROI」としては十分でしょう。
こちらの記事でエージェント集客へのIndeedの活用例をまとめています。
Indeedの「簡単応募」についてまとめました。簡単応募はアルバイト人材の募集などに最適ですが、面談前に一度電話をするなどして品質を見極めることもお勧めします。
またエージェント集客に使う場合は、そもそも簡単応募よりも「広告」を優先するなども検討しましょう。
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