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求職者集客
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【実録】エージェント集客における「Indeed」という選択肢

破竹の勢いで日本市場で成長を続けるIndeedですが、人材紹介会社の集客ソリューションとしては、どのような価値があるのでしょうか。実際に利用した筆者が実体験で感じたメリットデメリットについて解説しています。

人材紹介会社がもっとも苦労し、新しい選択肢を模索し続け、人材紹介事業における最重要テーマと言っても過言ではないのが「求職者集客」です。ターゲットや時代によって、最適解は変化し続けるからこそ、人材紹介会社は思考停止をせずに、新しい方法にチャレンジし、試行錯誤を続ける必要があります。

人材紹介マーケットが拡大し続ける中で、新たなエージェント向けソリューションも増加の一途を辿っており、求職者集客における新たな選択肢も増加し続けています。そんな中、リクルートに買収される形で、日本に上陸してきた黒船「Indeed」。HR業界のGoogle呼ばれるにふさわしい勢いで日本市場においても圧倒的な存在感を発揮し始めており、採用企業だけでなく、人材紹介会社でも運用を始めている会社も多いのではないでしょうか。

本記事では、エージェントという立場で、実際にindeedを利用して求職者集客を試みたことがある筆者が、そのメリットデメリットを赤裸々に記述していきます。実際のデータや概要は、媒体資料を見れば一目瞭然なので、そのあたりは公式文書に委ね、体験記という所に主眼をおいていることを事前にご了承いただけますと幸いです。

 

Indeedとは

Indeedとは

まずは簡単にIndeedの説明をしておきますと、Indeedは求人情報専門の検索エンジンで、HR業界のGoogleという表現がもっともイメージがしやすいサービスです。現在でも世界中50以上の地域に展開されており、Linkedinなどと同様に、世界のマーケットで成功しているHRサービスです。Indeedは直接採用の活動のサポートや転職斡旋に関わるわけでなく、あくまで検索エンジンとして、そしてプラットフォーマーとしてのポジションを貫いています。

言わずもがなですが、Indeedの圧倒的な強さはSEOにあり、「職種×地域」などで検索すると、indeedの求人が検索結果を独占しています。主に検索から流入してきたユーザーが、自分に適した求人にたどり着きやすいように、独自のアルゴリズムを採用しています。ユーザーファーストを徹底した企業姿勢は素晴らしく、採用企業の味方になる社内の営業マンにも、そのアルゴリズムは公開されていないとも言われています。

そのような徹底したユーザーファーストとSEOにおける改善を続けた結果、日本市場でもユーザー数は伸び続け、2018年の2月には月間訪問者数は2070万人を超えました。また、斎藤工さんや泉里香さんを起用したCMも話題になっており、認知も高まり続けています。このように圧倒的な母集団形成をしているにも関わらず、エージェントの集客手段としての認知はまだまだ低いのが現実です。しかし、ここにチャンスを見出す人材紹介会社は少なくないはずです。

 

実際に利用して分かったこと

実際に利用してわかったこと

エージェントが「Indeed」を使って集客をする際には、2つの選択肢があります。無料求人掲載と有料での求人掲載です。有料の求人掲載は、Googleでいうところのリスティング広告に非常に類似しています。つまり、掲載するだけでは費用は一切かからず、ユーザーがクリックするたびに課金されるクリック型課金という仕組みです。

ユーザーファーストを掲げていることもあり、入札額の大小だけでなく、求人の内容によっても表示順位は変動する仕組みになっており、予算を多く投下すれば、上位表示されるわけではありません。ここにIndeed独自の面白さと可能性があるといえます。

 

メリット

メリット

「Indeedはすごい」運用を始めた時の率直な感想はこのようなものでした。圧倒的なSEOの強さを裏付けとする「集客力」は本物だと感じざるを得ない応募の集まり方でした。もちろんただ掲載するだけで、たくさんの応募が集まるわけではありません。毎日地道な試行錯誤を繰り返してこそ、安定した応募が見込める状態になります。ここはリスティングの広告運用に通ずるものがあります。

実際の運用した際の応募単価は1万円-1.5万円を推移しており、求人数が増えて予算調整がうまくいけば、1万円を切る応募単価を実現することも可能だと感じました。そしてこれは、スカウトサービスのように、手打ち作業のようなリソースはかからないという点と、ノウハウも社内にストックされ、資産となっていくものという点では、エージェント向けにも十分有用性があるものだと考えられます。

つまり、手打ちでスカウトメールを送信せずとも、自動的に候補者を集める仕組みを構築することができるサービスであり、改善を繰り返すことで、集客予算を抑えていくことが可能なサービスなのです。

 

デメリット

デメリット

しかし実際に運用する中で、エージェントが利用する際にデメリットとなりうる側面が、2つ浮き彫りになってきました。

1つ目は、応募者属性です。Indeedを利用するユーザーは基本的に検索からの流入してくるユーザーだと考えられます。また、Indeedの検索TOPを見るとわかるように、「職種×勤務地」で検索するユーザーが多いことが推測できます。つまり、自身の想いやキャリアプラン、その企業の文化やビジョンなどよりも、定量的な条件で求人を探すユーザーの利用が多かったのです。Googleで求人を検索するユーザー、そして粗めの検索粒度で転職先を探すユーザーが、自社の保有する求人やターゲットとマッチしているのかは、事前に思考すべきポイントです。

2つ目は、indeedの特性です。基本的には、ユーザーファーストいう視点で作られているサービスなので、エージェント向けにサービスが設計されているわけではありません。つまり、応募してくるユーザーは、エージェントという存在が自身の転職に介在することは全く予期していないのです。また、自身で求人を探しているユーザーに、「私たち転職エージェントがサポートします」と言ったところで、「自分で探したい」というニーズとの間には、大きなギャップが生まれていることは想像に易いです。

つまり、一人で転職先を探しているユーザーに、「転職エージェントがサポートにした方が良い転職ができる」という一段階前のメリット訴求から始める必要があるのです。これは普段エージェント体験している面談設定とは違ったハードルが存在するのです。

 

まとめ

Indeedは今後もユーザー数を伸ばしていくことは間違いないでしょう。また、転職サイトの比にならないくらいの月間訪問者数を誇っていることも事実です。そしてIndeedを使いこなして集客をしているエージェントはまだまだ少数です。さらに言うと、すでにIndeedを使いこなし、集客単価を極限まで抑えた上での集客に成功しているエージェントが存在していることも事実なのです。

上記のようなデメリットも鑑みた上で、自社にマッチしているのかは試してみる価値は十分にあるサービスといえるでしょう。エージェントの増加は今後も歯止めがきかないでしょう。その中で自社独自の集客ルートを持っていることは大きな差別化ポイントになるからです。

また求職者集客を最大化するためには、求人案件の数と質がないと、難しいです。自社で数と質を担保した求人を開拓するのが難しいと判断し、外部の求人データベースを利用する企業も増えてきています。RA業務を丸っとアウトソーシングする感覚で、求職者価値の最大化のためにリソースを投下しているのです。こちらもサービスも合わせてご参照ください。

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