スタンバイの「運用代行」とは – スタンバイ運用は内製化すべき？代理店が行うべき？

自社採用や人材紹介会社の求職者集客に欠かせないのが「求人検索エンジン」。スタンバイは国内で「求人ボックス」と並んで大きなシェアを獲得しています。
一方、スタンバイの運用には「運用型広告」のスキルが必要。運用を「内製化」すべきか、代理店に任せるべきか迷う企業も多いでしょう。

今回はスタンバイの運用代行とは何か解説。また後半では紹介会社の担当者向けに「認定代理店になる方法」も紹介します。

スタンバイの「運用代行」とは

スタンバイはIndeedに代表される「求人検索エンジン」。国内では求人ボックスと並び、知名度がある求人検索エンジン。Yahoo!しごと検索とサービス統合したことで、シェアを伸ばしています。

自社の求人は無料/有料のどちらでも掲載されますが、有料広告を取り入れるとスタンバイ内での表示回数が飛躍的に伸びます。

なおスタンバイの運用のコツは、他の求人検索エンジンとほぼ同等。応募者との面談に至るまでのステップを細分化。面談までのステップごとに、KPIを設けます。

・スタンバイ上での自社求人の表示回数
⇒クリック数
⇒応募数
⇒応募者の質

こうした細かなKPIに基づいて、運用改善をし続ける体制があるかが「スタンバイの内製化」が可能か判断する1つの基準。現実的に運用が難しい場合、運用を外注する先となるのが、スタンバイの代理店です。

スタンバイ運用は内製化すべき？代理店が行うべき？

スタンバイの運用を検討する企業の多くは、Indeedないしは求人ボックスの運用経験もあるでしょう。Indeed広告/求人ボックスの運用担当者が社内に在籍している場合、担当者のリソース次第で「スタンバイ」も内製で運用を始めると良いでしょう。

一方で運用に、懸念点や不安点があればまずは代理店に依頼するのも手です。

自社で運用が可能か、迷う場合は以下のチェックリストも参考にしてください。不安に感じる項目が2つないしは3つ以上あれば、まずは代理店を探しましょう。

・採用を主業務とする専属担当者を社内に確保できるか
・該当の担当者はWeb広告・運用型広告・Indeed広告などの経験があるか
・該当の担当者は求人ページの編集なども可能か。HTML/CSSなどやライティングの基礎的なスキルはあるか
・ウェブの求人広告（Indeed以外も含む）でこれまでに採用がある程度うまくいっていたか

【人材紹介会社向け】スタンバイの認定代理店になるには

人材紹介会社の中には、自社の事業拡大の一環として「スタンバイの認定代理店」になることを目指している企業もあるでしょう。

求人検索エンジンの市場規模は年々拡大。スタンバイは「Yahoo!との連携」や「ビズリーチのグループ会社である」など様々な特徴があり、今後、ハイクラス人材へのリーチ手段としてより発展していく可能性も秘めています。

ただし、認定代理店の募集はクローズドです。スタンバイの運用を行う中でスタンバイの担当者とのコネクションができ次第、個別に代理店制度について尋ねると良いでしょう。

なお代理店募集は「常に行われている」とも限りません。募集がされていない場合は、まずは「スタンバイ」と「求人データベース」の併用から始めましょう。

スタンバイと併用がおすすめの紹介会社向けサービス

スタンバイは、求人データベースと併用することで紹介事業がより円滑に進みます。スタンバイでリーチした求職者に対して求人データベースの求人案件をマッチングすることで紹介事業ができるためです。

おすすめの求人データベースはこちらの記事で紹介しています。

まとめ

スタンバイの運用代行サービスについて解説しました。認定代理店への申請や自社の紹介事業でのスタンバイの活用方法の参考にしてください。