人材紹介の求職者集客にTwitterを用いるメリットとおすすめアカウント3選

2023/01/26 更新

人材紹介の求職者集客の有効な手段の1つが「Twitter」です。

Indeedなど各種求人検索エンジンの求人掲載基準が、職安法改正に伴って厳しくなる一方で、比較的自由度が高い集客手法として再注目されています。特にTwitterの「テイラードオーディエンスターゲティング」は精度が高く、自社保有リストを広告に活用できる点でおすすめ。

求職者集客にTwitterを用いるメリットや、各種ターゲティングにも応用できるTwitterの人材紹介関連のおすすめアカウントを解説します。

Twitterで求職者集客を行う具体的な手順

まずTwitterで求職者集客を行う具体的な手順を解説します。

Twitterアカウントの作成～求人情報や各種キャンペーンの投稿

求職者集客に用いるTwitterアカウントをまず作成しましょう。

後述する通り、基本的には求職者集客では「Twitter広告」を活用します。

そのため「なりすまし」を未然に防止するため、登録後はTwitterのサブスクリプションサービス「Twitter Blue」に登録し、有料の認証バッジの取得もおすすめします。

ただし「Twitter Blue」は新規登録の受付休止と再開を断続的に繰り返しているため、要注意。登録を受け付けているときに、早めに加入すると良いでしょう。

Twitterへの新規投稿が可能になったら、Twitter広告で集客したユーザーをコンバージョンさせる「自社サイトのLP」や「各種求人情報」への導線を作りましょう。プロフィール欄にURLを貼ったり、定期的にLPや各種求人案件のURLをツイートすると良いでしょう。

Twitter広告を活用した「テイラードオーディエンスターゲティング」

続いて、Twitter広告の出稿を行いましょう。Twitter広告の設定は、Twitter広告の公式ウェブサイトの「広告キャンペーンを始める」ボタンより、画面の指示に従って配信内容を定めることで簡単に行うことができます。

・Twitter広告（https://business.twitter.com/ja/advertising.html）

特に活用をおすすめするのが、Twitter広告の「テイラードオーディエンスターゲティング」。以下の3通りのターゲティングが可能です。

・自社保有リスト（メールアドレス/電話番号）をもとにしたターゲティング
・自社アプリの利用データ（インストール/会員登録など）をもとにしたターゲティング
・自社のWebサイトの訪問履歴をもとにしたターゲティング

たとえば過去に転職フェアなどに出展履歴があり、会場内での名刺交換などを通じてまとまった顕在層のメールアドレスや電話番号のリストを確保済みであれば、それらのリストに対してTwitter広告を出稿可能です。

自動的にメールアドレスや電話番号に紐づいたTwitterアカウントを検出し、広告が表示されるようになります。

Twitter広告を活用した「フォロワーターゲティング」

まとまった自社保有リストが無く、自社のWebサイトの訪問数なども伸びていないという場合は「フォロワーターゲティング」がおすすめです。
フォロワーターゲティングとは、Twitter上の特定のアカウントをまず指定したうえで「そのアカウントのフォロワーに近しい属性を持つユーザー」に広告を表示するもの。
人材紹介関連の他社アカウントなどを対象にターゲティングすることで、そのアカウントに顕在的に興味がある層に広告を出稿できます。

リマーケティングの実施

フォロワーターゲティングやテイラードオーディエンスターゲティングを通じて、顕在層の広告のインプレッション数をある程度獲得できたら、リマーケティングを継続的に実施していきます。

テイラードオーディエンスターゲティングの自社保有リストを随時更新しつつ、「自社のツイートをいいね/リツイートしたユーザー」などセグメントをより絞り込み、コンバージョンに近しいユーザーにより積極的に広告を打ち出していくのが1つの方法です。

Twitterで求職者集客を行うメリット | 細かなターゲティングが可能

Twitterで求職者集客を行うメリットは、前述のフォロワーターゲティングやテイラードオーディエンスターゲティングなど細かなターゲティングが可能なことです。

転職フェアやウェビナーなどを通じて獲得した「リアルの保有リスト」を、ターゲティングにも活用できる点は大きなメリット。オンラインとオフライン、両方の集客施策を連動させて、集客を進めることができます。

フォロワーターゲティングを通じてまずは大きなインプレッション数を獲得しつつ、ある程度、メールアドレス/電話番号などリードを獲得できたら、後はリマーケティングを少ない予算内で地道に続けるといった広告戦略も考えられるでしょう。

人材紹介関連のおすすめTwitterアカウント3選

最後に人材紹介関連のおすすめTwitterアカウントを、3つ紹介いたします。Twitter広告のフォロワーターゲティングなどにお役立てください。

Taro Nakajima | @ROXX_Taro

人材紹介マガジンを手掛ける「agent bank」の運営元企業、株式会社ROXXの代表取締役・中嶋汰朗の公式Twitterアカウントです。
ROXX社の資金調達についての報告や、社内の各種情報の他、各種HRテックに関するツイートを発信しています。中嶋はローリング・ストーンズやエアロスミスなど、ロックバンドをこよなく愛しており、音楽関連のツイートも多めです。

・https://twitter.com/ROXX_Taro

高野秀敏/ベンチャー転職/エンジェル投資家/M&A | @keyplayers

スタートアップ/ベンチャー転職を斡旋する「キープレイヤーズ」の高野秀敏さんの公式Twitterアカウントです。高野秀敏さんはエンジェル投資家としても非常に有名で、M&Aに関する知見も豊富です。
ベンチャー転職やエンジニア採用、M&A、投資など幅広いトピックスについて、知見を得られるおすすめのTwitterアカウントです。

・https://twitter.com/keyplayers

スエナガ@マジキャリ&すべらない転職エージェント | @yuutasue0501

「すべらない転職」「マジキャリ」など数々の転職キャリア支援サービスで知られる、末永雄大さんの公式Twitterアカウントです。末永さんは20代向けの転職・キャリア支援や講演活動、ビジネス誌への寄稿などの実績がある方で、若手層のマネジメントやディレクション、ベンチャー転職などについて様々なツイートやリツイートがされています。

・https://twitter.com/yuutasue0501