

売上を拡大していきたい中小人材紹介会社にとって、求人検索エンジンは求職者集客のプラットフォームや広告の出稿先として不可欠。
今回は主要な求人検索エンジンの売上/ユーザー数動向などについて、解説します。
求人検索エンジンとは、求人情報に特化した検索エンジン。インターネット上にある求人情報を横断的に検索できます。インターネット上の公開されている情報を収集/整理し、提供する構造。こうしたサイトはアグリゲートサイトとも呼ばれます
求人検索エンジンは、前述のとおり「アグリゲート型サイト」に分類されます。アグリゲートサイトが注目される背景には、求職者の「仕事探しのやり方」が変ってきたことが挙げられます。
かつては求職者が求人情報を探す際は、まず求人情報サイトにアクセス。「求人情報サイト」で求人情報を検索/閲覧することが主流でした。
近年は「検索エンジンに直接、仕事に関するキーワードを入力して仕事を探す」人が増えています。
たとえば「飲食店 アルバイト 群馬」などと検索し、「求人情報サイト経由」ではなく「検索エンジン経由」で仕事を探す形です。
こうした検索キーワードに対して、アグリゲート型サイトは大量の求人情報を横断検索して「検索ニーズにマッチする案件」のみを求職者に提示することができます。求人検索ニーズの多様化や検索行動の変化に、2022年現在では求人検索エンジンがきめ細やかに対応できていると言えるでしょう。
アグリゲート型サイトには、掲載される情報が「クローリングコンテンツ」であるという弱点もあります。
クローリングコンテンツとは、他のウェブサイトから収集してまとめたコンテンツのこと。求人検索エンジンの場合は、様々な企業の求人を「収集し、まとめた」と言えます。
とはいえ、突き詰めて考えるとユーザーは「直接掲載元の求人」を閲覧すれば、求人検索エンジンを介して求人をチェックする必要はないともいえます。つまり、サイトがどこまで「独自の価値があるか」にはまだ議論の余地があります。求人検索エンジンの歴史はまだまだ浅く、発展の余地が非常に大きいとも言えるでしょう。
今回は求人検索エンジンの売上やユーザー数、課題などを解説しました。求人検索エンジン経由での集客に取り組むエージェントの担当者の方は、求人検索エンジン選びの参考などに役立てて下さい。
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