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ノウハウ
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エージェント集客にLinkedIn(リンクトイン)を活用する方法

LinkedInは、2003年にアメリカでリリースされたビジネス特化型SNSです。全世界では6億人、日本国内だと200万人の登録ユーザーがいると言われています。

LinkedIn(リンクトイン)は主に、以下のような用途で利用されます。

・個人:実名と職歴(学歴)を公開した状態での転職活動や各種ビジネス関係の交流
・企業:採用活動ツールとしての利用

特に企業側は、LinkedInのInMail機能を利用して「実名」「職歴」「学歴」を公開しているビジネスパーソンにダイレクトにスカウトメールの送信が可能です。

スカウトメールの送信可能数は「Business」など月額4000円程度のプランでは「月間15件程度」など多くはありませんが、採用担当者向けプランなどに徐々にグレードアップすることで数を増やすこともできます。

つまりビズリーチなど各種転職サイトのスカウトメールと同様に、LinkedInは「スカウトメールを活用した求職者集客向けサービス」として人材紹介会社は活用可能です。

またIndeedなどと同様に、運用型広告の出稿も可能です。今回はLinkedInの人材紹介会社向け活用方法を解説します。

LinkedInを人材紹介会社はどのように活用可能?

人材紹介会社はLinkedInを、主に「求職者集客」のプラットフォームとして活用可能です。

求職者集客の主な手法は2つです。

・InMail機能を利用したスカウトメール
・運用型広告

はじめてLinkedInを使う場合、まずは「スカウトメール」から求職者集客を行うのが簡単かつ安価です。

LinkedInに登録すると、まずは1か月間の有料プランの無料トライアルが可能。月15件のInMail(スカウトメール)送信ができます。

この15件の枠を活用してスカウトメールの使用感を確かめたら、見込み顧客の獲得に適した「Sales Navigator」プランへの切り替えがおすすめです。

当該プランでは月1万5000円弱で、50件のスカウトメール送信が可能です。またアカウントのプロフィールの閲覧は無制限です。

仮に50件のスカウトメール送信を2カ月続け、年収400万円の人材のマッチングに1名でも成功した場合、3万円のCPAで100万円強の売上を立てることが可能です。

スカウトメールの返信率を上げる工夫やリードの品質の管理こそ重要ですが、コストパフォーマンスに優れた集客手法であることは間違いありません。

加えてIndeedのように運用型広告も利用可能。予算に合わせてスカウトメールと併用しましょう。

LinkedInを人材紹介会社が活用するメリット

LinkedInを人材紹介会社が活用する大きなメリットは、前述の通り「コストパフォーマンス」です。

Sales Navigatorプランの場合、1件300円弱で「実名」「職歴」「学歴」などを公開している人材にスカウトメール送信が可能。なおかつプロフィール閲覧は無制限というのは、創業間もない人材紹介会社でも使いやすい価格帯です。

大手転職サイトのスカウトメールや純広告出稿が予算的に難しい場合でも、気軽に取り入れられる集客手法です。

ただしあくまでLinkedInは「ビジネスSNS」としての色あいも強く、スカウト送信先に「転職潜在層」も含まれる点には要注意。この点は詳しく後述します。

LinkedInのスカウトメール送信のコツ

LinkedInの国内の登録ユーザー数は「200万人」と言われていますが、この全てが転職顕在層ではありません。商談に当たって「相手先の担当者のプロフィールを知りたい」といった目的で、情報収集用途で登録しているユーザーも少なくありません。

よって「スカウトメール送信後すぐに面談し、転職決定」といった形で、スピーディーに転職のあっせんが成立することは極めて稀です。

よって、リードナーチャリングが必要です。以下のようなことを意識した文面を送りましょう。

・スカウトメールを開きたくなるオファー内容を考える
・「転職」や「面談の実施」を強要しない
・ネクストアクションを重いものにしない
・相手の「より詳細な個人情報」を取得できればOKと割り切る

たとえば「ウェビナーへの招待」や「何らかのキャンペーンへの応募を促す」といった形でスカウトメールを送り、招待を受けてくれた人とは個別の面談も行うといった形でクッションを挟むのはおすすめです。

これらの個別の施策は、人材紹介マガジンを運営する「agent bank」の主催ウェビナーでも無料でより詳しく解説しています。

agent bankのLinkedIn無料ウェビナーはこちら

人材紹介会社の担当者の方や、紹介事業への参入を検討している方は無料視聴可能なためぜひお気軽にご視聴ください。

まとめ | LinkedInを活用した人材紹介の収益化は「中小」エージェントにおすすめ

LinkedInは前述の通り、一般的な転職サイトのスカウトメールや純広告経由の集客が難しい中小エージェントにもおすすめの集客手法です。

agent bankのLinkedIn無料ウェビナーはこちら

こちらのウェビナーでは実際にLinkedIn集客で収益化に成功している「株式会社アースメディア」代表取締役の松本 淳氏らを招き、より踏み込んだ人材紹介のコツを解説しています。さらに詳しいLinkedInの活用方法を知りたい方は、ぜひ無料でご視聴ください。

※当サイトに掲載されている記事や情報に関しては、正確性や確実性、安全性、効果や効能などを保証するものではございません。

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