立ち上げたばかりの人材紹介事業…売上が伸びない?
実は人材紹介事業において最も大変な時期は、事業立ち上げから1年間です。
事業資金は減っていく一方なのに、なかなか入社に繋がらない。
やっと入社に繋がったのに、入社時期は数ヶ月先で売上が発生するのはだいぶ先。
いつになったら、収益化ができるのだろうか。
そんなお悩みを抱えている人材紹介事業者の方々も多いのではないでしょうか?
実はここ数年で業界を取り巻くマーケットにも大きな変化が生まれ、今まで通りの方法で事業を運営しても、上手くいかない事業へと変化してしまいました。
本記事では、時代が変わった昨今のマーケットにおいて、人材紹介事業をうまく立ち上げるためのたった2つの方法について解説していきます。
時代の変化!今まで通りでは上手くいかない人材紹介事業
初期の事業投資は他の事業と比較すると圧倒的に少なく、業界経験がなくても始められる事業。また入社につなげることで、決定者の年収の3割、つまり100万円以上の売上を生み出すことができ、売上単価も高い。
そして、日本経済はここ数年は比較的安定した景気が続き、企業による採用ニーズは拡大するばかり。さらに、終身雇用の終焉により、個人の転職意欲も強くなっている。
誰でも営業力さえあれば一定の収益化が実現できる。ほんの数年前までは、人材紹介事業はそのように言われいる事業でした。
しかし、ここ数年で人材紹介事業を取り巻く環境は大きく変化してしまいました。誰でも簡単に収益化できるビジネスではなくなってしまったのです。
それはなぜでしょうか。
圧倒的なプレイヤーの増加
人材紹介事業者数は、2万社を超えました。
これはコンビニの数と比較しても遜色がなく、およそ6割の会社が首都圏に集中していることを考えると、恐ろしい密度です。また、この勢いはとどまる事を知らず、新規免許取得者数は、首都圏だけでも毎月150社も増加しています。
さらに、大手人材紹介会社はどんどん人員を増加しており、社内には一流のコンサルタントが実績を積み上げており、多くの求職者を入社に導くためのノウハウが毎日蓄積され続けています。
またどのような人材が、どの求人にマッチングする可能性が高いのかというマッチングデータも溜まる一方であり面談に多くの時間をかけずとも、精度の高いマッチングが実現できる体制は日々構築されていっています。
つまり、競合の数が増えただけでなく、大手はさらに事業を拡大し続けているのです。さらにそれだけでなく、1求職者に対する紹介事業者の競争率が激化しているともいえるのです。
多くの紹介会社は、大手転職サイトが解放する求職者データベースへのスカウトメールに、求職者集客を頼らざるを得ない状況です。
求職者データベースを利用する会社は年々増加しており、それに反比例するようにスカウトメールの返信率は減少の一途をたどっていっています。求職者は、転職サイトに登録したその日から、毎日100通近いスカウトメールを受け取り続けるのです。そして、その中から一社だけを選択して面談をしにいく、なんていう甘い世界ではありません。
当たり前のように、複数の人材紹介会社に面談に行き、キャリアコンサルティングの質や保有している求人情報を比較検討するのです。
つまり、求職者に価値提供ができない紹介会社は、面談の実施ができないだけでなく、やっと面談を実施できたとしても、連絡が取れなくなることも少なくありません。
これは今小規模人材紹介会社が直面しているリアルな実情です。
しかし、絶望する必要はありません。このような難しい状況でも、事業立ち上げを成功させるためのたった2つの秘訣があります。
選択と集中
その秘訣の1つ目は、選択と集中です。
まずは求職者に価値提供をすることにとにかく社内のリソースを集中させることです。そして、求職者から選ばれ続ける状況をまずは作ることに集中するのです。
立ち上げの時期の少ないリソースで、全ての業務を実施しながら、求職者への価値提供をすることは不可能に近いです。なぜなら大手は優秀なコンサルタントが分業体制を構築し、さらには数万件を超える求人案件を持って求職者への価値提供をしています。
なので、まずは求職者への価値提供にとにかく集中することが重要なのです。
ここで重要なポイントは、求人の開拓には一切の時間を使わないということです。求人の開拓は、営業活動や求人票の作成に大きな時間を要するにも関わらず、求人開拓がどれだけ上手くいったとしても、売上には1円たりとも繋がらないのです。では、求人開拓せずにどのように人材紹介事業を運営すれば良いのでしょうか。
それは「agent bank」に代表されるような、求人案件データベースサービスを利用することがポイントです。実際にここ数年では新規立ち上げ事業者の多くが、求人案件のデータベースサービスを利用しています。求人案件データベースサービスを利用すれば、1000件以上求人案件をその日から活用できるようになります。つまり求人開拓にリソースを使う必要が一切なくなるのです。
また、営業、契約、ヒアリング、求人票の作成の全てをそのサービス提供会社が行なっているだけでなく多くの紹介会社がそのサービスを使っているので、求人案件に書かれている情報の精度も非常に高いのです。
大手紹介会社が社内にある実績やデータをもとに、高定率を実現しているのと同様に、多くの紹介会社が紹介した生の情報を参考にして、高内定率を実現することができるのです。
もう1つの秘訣
実はもう1つだけ、この時代を小規模人材紹介会社が勝ち抜くための秘訣があります。求人案件データベースの活用と、もう1つは人材業を取り巻く大きな変化が関係しています。マーケットは常に変化をする中で、今大きなチャンスが生まれているのです。
この方法を使い、人材紹介会社の多くが短期間での収益化に成功しています。
気になる方は、agent bankの詳細資料をお問い合わせすると同時に、ノウハウをも知りたいと記載ください。
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