

リクナビNEXTエージェントネットワーク(RAN)をご存知ですか?
リクナビNEXTエージェントネットワーク(RAN)は、リクナビNEXTの人材データベースを外部の転職エージェントが利用できるサービス。
国内最大級の求職者データベースである「リクナビNEXT」に登録しているユーザーを対象に、人材紹介が可能となります。
今回は、リクナビNEXTエージェントネットワーク(RAN)について詳しく解説。小規模人材紹介会社を効率的に立ち上げたい方は、ぜひ参考にしてください。
リクナビNEXTエージェントネットワーク(RAN)とは、人材紹介会社向けに「リクナビNEXT」が提供している求職者支援サービス。
リクナビNEXTに登録している求職者(個人)の人材データベースを、外部の人材紹介会社が活用。リクナビNEXTのユーザーを対象に、人材紹介を行うことが可能となります。
リクナビNEXTエージェントネットワーク(RAN)の主なサービス内容を解説します。
最大の特徴はおよそ300万人(2018年12月時点)の「スカウトメールの送付を希望しているリクナビNEXT会員」に直接アプローチし、自社の求人案件を紹介できることです。
リクナビNEXTエージェントネットワーク(RAN)で利用できるのは、「リクナビNEXT」に登録している会員の人材データベース。
国内の求職者のうち、およそ8割はリクナビNEXTに登録しています(2018年12月時点)
リクナビNEXT:https://next.rikunabi.com/
対象となるのは、リクナビNEXTの会員のうち「スカウトメールを受け取る」設定を行なっているユーザー。データベースで利用できる会員の総数は、300万人ほどです。
豊富な求職者データベースに対して、自社保有の求人案件付きのスカウトメールを配信することが可能です。
スカウトメールは、人材紹介会社にとって「腕の見せ所」の1つ。エンジニアなど採用ニーズが大きな職種では、求職者は1日100通のスカウトメールを受け取るとも言われています。
豊富な求職者データベースを利用できるとはいえ、スカウトメールを闇雲に送るのではなく「返信率が高まる工夫を行う」ことには注意が必要です。
リクナビNEXTエージェントネットワーク(RAN)は、初期費用の支払い以後は「求職者の入社決定時に支払いが発生する」成果報酬型の料金体系です。
低リスクでのサービス利用が可能です。
リクナビNEXTエージェントネットワーク(RAN)を利用するメリットは、大きく分けて3つです。
・国内最大級の求職者データベースを利用可能
・求職者の年齢・職種のバランスが良く、求人案件の取り扱いの幅を広く保つことができる
・成果報酬型の料金体系
リクナビNEXTは「総合型」の転職サービスのため、登録しているユーザーの年代や職種は多種多様です。
幅広く様々な求人案件を、様々なユーザーに紹介しやすい「汎用的な求職者データベースである」と言えるでしょう。
なお、より「特化型」に近い求人データベースを利用したい場合、同じくリクルートグループが提供している「リクルートダイレクトスカウト(旧:キャリアカーバー)」を利用するのも手です。
リクルートダイレクトスカウト:https://directscout.recruit.co.jp/
リクルートダイレクトスカウトは、リクナビNEXTエージェントネットワーク(RAN)と同じく求職者データベースを提供しています(外部リンク)
大きな特徴は、リクルートダイレクトスカウトはハイクラス人材に特化していることです。
デメリットは、データベース上の求職者とのタッチポイントが基本的に「スカウトメール」になることです。
先にも記載した通り、エンジニアなどの職種では1日に100通近いスカウトメールを受け取ることも珍しくはありません。
スカウトメールの返信率を高く保つ工夫が必須です。
料金は、初期費用+入社決定時の成果報酬型です。
詳細な料金については非公開。リクナビNEXTエージェントネットワーク(RAN)への問い合わせが必要です。
最後に、リクナビNEXTエージェントネットワーク(RAN)と組み合わせて使いたいサービスを紹介します。
特に「求人データベース」と組み合わせて使用することで、リクナビNEXTエージェントネットワーク(RAN)で求職者を集客。求人データベースの案件を紹介することで、即時に人材紹介を運営できます。
まずは求人データベースサービスについて紹介します。
人材紹介マガジンを運営する「agent bank」が手がける求人データベースです。
小規模〜中規模人材紹介会社向けのクラウド型の求人データベースで、東京商工リサーチ調べによる「求人データベースサービスを利用した転職者の紹介数&決定数No.1」サービスです。
大手企業からベンチャーまで幅広い求人を用意。なおかつ、求人データベースだけでなく求職者集客にも対応しています。
agent bank:https://agent-bank.com/
料金は「面談課金制」。詳細な料金体系は、お問い合わせください。
続いて、求職者集客について紹介します。
Indeedは求人情報専門検索エンジン。Indeedへの求人情報掲載は「無料」「有料」の2パターンが存在し、有料の求人掲載の仕組みはGoogleのリスティング広告に類似しています。
広告品質を高く保つことで、広告費を抑えながら「スカウトメールとは別の導線での求職者集客」を実現できるポテンシャルを持っています。
より詳しくはこちらの記事を参照してください。
リクナビNEXTエージェントネットワーク(RAN)のサービス概要やメリット・デメリットを紹介しました。
同サービスを利用し、agent bankなどのサービスと組み合わせることで小規模〜中規模人材紹介会社をスピーディーに立ち上げ可能です。
ぜひサービスの利用を検討してください。
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